薬膳料理教室からの写真集
青葉・菊名教室
平成29年3月 「春の薬膳」
- 桜えびと春菊の山椒ご飯(温補腎陽 清肺化痰 和胃)
*桜えびや山椒などで腎陽を温め、春菊の理気作用と共に各臓腑の働きを促進させることが期待できます。
- 黄耆入りカキのチャウダー(補気健脾 滋陰養血 寧心安神 温裏)
*黄耆で気の虚弱を補い脾の働きをよくし、養血や精神安定作用のあるカキ・にんじん、
体を温めるピーマン・こしょう、理気の働きのある玉ねぎなどを用い、気力増進と精神安定が期待されるスープです。
- 五色野菜の柚子マヨネーズ(補気健脾 補脾和胃 補腎強筋 涼血止血 活血)
*五臓に合わせた五色の野菜(ブロッコリー・カボチャ・パプリカ・カブ・黒きくらげ)に、気の流れをよくする柚子酢を添えることで体の陰陽のバランスを整えます。
- 鶏レバーの杜仲入り八角煮(補腎陽 温裏散寒)
*杜仲で腎陽を温め八角は内臓の冷えを除く働きがあります。
また、春は肝の働きが活発になります。
鶏レバーは血を補って肝の働きを助け、視力低下するのを予防することが期待されます。
薬膳茶
- 杜仲茶 10g
- 棗(なつめ) 小2個
- 陳皮(みかんの皮) 30g
- 水 1リットル
すべて鍋に入れフタをして30分ほど煎じます。
棗の甘みと陳皮の香りがしておいしいお茶です。